「食品の消費税が8%から1%になる」
もし本当にそうなったら、家計にとってはかなり大きな減税です。
8%が1%になるということは、税率だけを見れば
7ポイントも下がることになります。
では、私たちがスーパーで買う食品も、その分だけ安くなるのでしょうか?
まぁ、普通に考えれば安くなりそうですよね(笑)
単純に考えると、
「7ポイント下がるんだから、かなりお得になるはず!」
と思いますよね。
でも最近、スーパーに行くたびに感じることがあります。
食品そのものが、どんどん値上がりしている。
いや〜、本当に高くなりましたよね😅😅
そこで今回は、
食品の消費税が8%から1%になったら、本当に家計はお得になるのか?
難しい財政の話ではなく、普段の買い物という身近なところから
考えてみたいと思います。
まずは普通に計算してみよう
👨🎓 森くん
「8%が1%になるんですよね?
だったら、普通に考えてかなり安くなるんじゃないですか?😆」
そうなんです。
まずは余計なことを考えず、単純に計算してみましょう。
たとえば、
- お米
- 食パン
- 豚こま肉
- 牛乳
- たまご
など、普段スーパーで買う食品があるとします。
商品の本体価格が合計2,900円だった場合、
消費税8%なら、支払額は約3,132円。
それが1%になれば、約2,930円になります。
1回の買い物で、約202円の負担軽減です。

👨🎓 森くん
「ほらー!
やっぱりお得じゃないですか!😆」
確かにそうですね。
商品の本体価格が変わらないのであれば、
消費税が8%から1%になることで、家計の負担は確実に軽くなります。
毎日の買い物では数十円、数百円の違いでも、それが1か月、
1年と積み重なれば大きな差になります。
減税には、ちゃんと家計を助ける効果があります。
ただ――。
ここで、私は一つ気になりました。
でも、最近食品そのものが値上がりしてない?
スーパーで買い物をしていると、
「また高くなったな……」
と感じることが増えました。
原材料費、エネルギー価格、人件費、輸送費など、さまざまな要因によって
食品価格そのものが上昇しています。
では、
減税と値上げが同時に起きたらどうなるのでしょうか?
ここからが今回の研究です。
100円の商品で考えてみます。
現在の消費税率が8%なら、
100円+消費税8円=108円
です。
そして、本体価格が変わらないまま消費税が1%になれば、
100円+消費税1円=101円
になります。
現在より7円安くなります。
ところが――。
減税と同じタイミングで、本体価格が3%値上がりして103円になったとします。
すると、
103円+消費税約1円=約104円
となります。

こうして見ると、減税による家計への効果はかなりありそうです。
ただ、ここで気になるのが「食品そのものの値上がり」です。
・食品は実際どれくらい値上がりしている?消費税1%になった場合と比較してみた
👨🎓 森くん
「あれ?
8%から1%になったのに、108円が101円じゃなくて104円……。
思ったほど安くなってないですね😳」
そうなんです。
税率は7ポイント下がっている。
でも、本体価格が上がれば、その一部が相殺されてしまいます。
つまり、
「税率が7ポイント下がる」ことと、「買い物がそのまま7%安くなる」こと
は、同じではありません。
じゃあ、値上げされたら減税しても意味がない?
ここで逆の疑問も出てきます。
👨🎓 森くん
「じゃあ結局、値上げされたら減税しても意味ないんですか?🤔」
いや。
私は、そうとも言えないと思います。
先ほどの103円の商品で、もう一度考えてみましょう。
もし本体価格が103円に値上がりして、消費税も8%のままだったら、
支払額は約111円になります。
一方、消費税が1%なら約104円です。
つまり、
値上げがあったとしても、8%のままより1%になった方が支払額は少ない。
減税による負担軽減そのものが消えるわけではありません。
ここは、とても大事なところだと思います。
問題は、
減税の効果があるか、ないかではない。
食品そのものの価格が上昇すると、
減税によって安くなった効果を、私たちが実感しにくくなる可能性がある
ということです。
🤖 研究補佐チャッピーの整理
ここまでの話を整理してみます。
消費税が8%から1%になれば、本体価格が同じである限り、
支払額は確実に下がります。
つまり、減税そのものには家計の負担を軽くする効果があります。
一方で、食品の本体価格が上昇すると、その値上げ分によって
減税効果の一部が相殺されます。
たとえば100円の商品なら、
本体価格100円・税率8% → 108円
本体価格100円・税率1% → 101円
本体価格103円・税率1% → 約104円
となります。
したがって、
「減税しても意味がない」わけではありません。
ただし、
「税率が7ポイント下がったから、買い物もそのまま7%安くなる」とは限らない。
ここを分けて考えることが大切です。
ところで、全部の食品が1%になるの?
ここまで、
「食品の消費税が1%になったら」
という前提で考えてきました。
ところが、もう一つ気になることがあります。
👨🎓 森くん
「食品なら全部1%になるんですよね?
水も、みりんも、外食も!😁」
実は、ここが少し複雑です。
現在の消費税制度でも、同じように見える商品なのに税率の扱いが違うものがあります。
たとえば、
ミネラルウォーターと水道水。
みりん風調味料と本みりん。
持ち帰りの食事と、店内で食べる外食。
一見すると似ていますが、制度上の区分は同じではありません。

つまり、
「食品だから何でも1%になる」
と単純に考えることはできません。
実際にどの商品が1%の対象になるのかは、制度の最終的な内容を
確認する必要があります。
この話を掘り下げると、それだけで一つの記事になりそうなので、
今回はここまでにしておきます。
結局、8%→1%になったらお得なの?
今回、実際に数字を入れて考えてみて分かったことがあります。
まず、
食品の消費税が8%から1%になれば、家計にとって負担軽減になる。
これは間違いありません。
でも同時に、食品そのものの値上げが続けば、
「7ポイントも下がったのに、思ったほど安くなった感じがしない」
ということも起こり得ます。
だから私は、
減税=意味がない
とも、
8%→1%=そのまま7%お得
とも考えていません。
大切なのは、
税率だけを見るのではなく、最終的に自分たちが
いくら払うことになるのかを見ること。
だと思います。
実際の食品価格で考えたらどうなる?
「消費税8%から1%へ」
この数字だけを見ると、とても大きな変化に見えます。
実際、大きな減税です。
でも私たちの生活にとって本当に重要なのは、
税率が何%になったかではなく、毎日の支払額が実際にいくら減ったのか。
そこではないでしょうか。
減税された。
でも食品価格は上がった。
それでも、8%のままよりは負担が軽くなっている。
こうして一つずつ分けて考えてみると、
ニュースを見ただけでは分からなかったことが見えてきます。
今回は、消費税が8%から1%になった場合を単純な数字で考えてみました。
では、実際に値上がりしている食品で計算するとどうなるのでしょうか?
値上げを含めても、本当に1%への減税はお得なのか。
次は、実際の食品価格を使って研究してみたいと思います。
📚この研究の続き



コメント