こんにちは、ケイ所長です😊
これまでの記事では、
10時間くらいかかる見積作業が、ChatGPTを使って約2時間で終わった
という実体験と、
そのとき私がやっていた、
「仕事を分けてAIに任せる」
という方法を紹介しました。
では次に気になるのが、
「建設業では、どんな仕事をChatGPTに任せられるの?」
ということだと思います。
🌱 森くん
「それ、知りたかったです!
見積ができるなら、もう現場監督の仕事を全部ChatGPTにやってもらいましょう🤣」
いやいや(笑)
現場監督がいなくなったら、現場が大変なことになります🤣
実際に仕事でChatGPTを使ってみると、
AIに任せると非常に便利な仕事
がある一方で、
AIに任せてはいけない仕事
もあると感じています。
今回は、建設業で実際にChatGPTを使っている私の経験から、
その境界線を研究してみたいと思います。
建設業にはAIと相性のいい仕事が結構ある
建設業というと、
重機を動かしたり、
建物を造ったり、
職人さんが作業したり、
「現場」のイメージが強いと思います。
でも、現場監督の仕事はそれだけではありません。
見積書を作る。
数量を確認する。
打ち合わせ内容をまとめる。
質疑書を作る。
資料を整理する。
文章を作る。
図面や仕様書を確認する。
など、こうした仕事もたくさんあります。
そして実際にChatGPTを使ってみると、
この周辺業務にAIと相性のいい仕事がかなりある
と感じています。
ChatGPTに任せやすい仕事
① 見積書・Excelの繰り返し処理
今回のシリーズのきっかけになった仕事です。
決められたルールで単価を変更する。
対象となる項目だけ処理する。
複数のシートに同じ処理をする。
こうした、
ルールが明確な繰り返し作業
はAIと相性がいいと感じました。
実際、私の場合は、
約10時間 → 約2時間
まで作業時間を短縮できました。
② 数量や資料の比較・整理
建設業では、
図面、数量表、見積書、設計書、仕様書など、
複数の資料を比較することがあります。
そこで、
「この数量と、この数量に違いはないか」
「資料同士で整合していないところはないか」
といった確認の補助にAIを使う。
これも便利です。
ただし、
AIが見つけた数字が必ず正しいとは限りません。
あくまで、
「確認する場所を見つける補助」
として使っています。
③ 質疑書や協議文書の文章整理
これはかなり使っています(笑)
現場で起きたことを、
状況 → 原因 → 問題点 → 提案 → 協議内容
のように整理して、相手に伝わる文章にしてもらう。
また、打ち合わせで出てきたバラバラの情報を整理して、
「結局、何が決まったのか」
をまとめてもらう。
こうした、
情報を整理して文章にする仕事
もAIと相性がいいと感じています。
④ 打ち合わせ内容の整理
「この数量差異はどう説明したらいい?」
「この協議はどう組み立てたらいい?」
など、
まだ答えが決まっていない段階でChatGPTと会話する。
すると、自分では気づかなかった確認事項が出てくることがあります。
私はChatGPTを、
答えを出す機械というより、考えを整理する相手
として使うことも多いです。
まぁ、これが結構便利なんですよね😊
🤖 研究補佐チャッピーの整理
AIに任せやすい仕事には、共通点があります。
・ルールが決まっている
・繰り返しが多い
・情報量が多い
・整理に時間がかかる
・あとから人間が確認できる
逆に、
現場を見て、責任を持って判断する仕事
は性質が違います。
ここが一つの境界線です。
ChatGPTに任せてはいけない仕事
① 現場の安全に関わる最終判断
今日の作業を実施していいのか。
重機の配置は安全か。
作業員が危険な場所にいないか。
こうした安全に関する最終判断は、AI任せにはできません。
現場には、
図面や文章だけでは分からないことがたくさんあります。
その場を見て、確認して、責任を持って判断する。
これは人間の仕事です。
② 数量や金額の最終確認
AIに数量を整理してもらった。
見積を処理してもらった。
だから、
「AIが出した数字だから大丈夫!」
……とはなりません(笑)
今回の見積作業でも、修正が必要な部分がありました。
AIは便利ですが、間違えることもあります。
特に数量や金額については、
最終確認は人間がする。
ここは外せないと思っています。
③ 現場を見なければ分からない判断
実際の高さ。
周辺の状況。
重機が入れるか。
作業スペースはあるか。
近隣への影響はどうか。
現場監督なら、
「現場を見た瞬間に、これは厳しいな」
と感じることもあります。
こうした現場の状況や経験を含めた判断を、
AIだけに任せることはできません。
🌱 森くん
「じゃあ、ChatGPTに現場監督を丸ごとお願いするのは無理なんですね?」
今のところ、私はお願いしたくありません🤣
現場はそんなに単純じゃないです(笑)
④ 人との調整や信頼関係が必要な仕事
建設業は、
発注者、設計監理、協力業者、職人さん、近隣住民など、
人との調整が非常に多い仕事です。
AIに文章を整理してもらうことはできます。
でも、
誰に、いつ、どう伝えるのか。
そこには人間の判断が必要です。
仕事って、
正しいことを言えば全部うまくいくわけではありませんからね😊
「任せる」と「判断させる」は違う
ここまで実際にChatGPTを使ってきて、
私なりの境界線が見えてきました。
AIには作業を任せる。
でも、最終判断までは任せない。
見積の計算を手伝ってもらう。
でも金額を確認するのは人間。
資料を比較してもらう。
でも、その差異が本当に問題なのか判断するのは人間。
文章を整理してもらう。
でも、それを実際に相手へ伝えるか判断するのは人間。
つまり、
人間:設計する
↓
AI:処理する
↓
人間:判断する
という役割分担です。
🌱 森くん
「あっ!
結局、前回の『仕事の分け方』につながるんですね!」
そうなんです😊
AIが得意な部分だけを任せて、
人間は、人間にしかできない判断に時間を使う。
私は、これが大切だと思っています。
AIに任せる仕事を探すことから始めてみる
建設業でChatGPTを使おうと思っても、
最初から大きな仕事を自動化する必要はありません。
まずは、
「この作業、毎回面倒だなぁ」
と思っているものを一つ探してみる。
そして、
ルール化できないか?
繰り返し作業ではないか?
AIに処理してもらったあと、人間が確認できるか?
と考えてみる。
私自身も、
最初から「10時間を2時間にしよう」と考えていたわけではありません。
「これ、ChatGPTにできないかな?」
と試したところから始まりました。
一つ成功すると、
「これもいけるんじゃない?」
と次が見えてきます。
まぁ、そうなってくると仕事を見る目まで変わってきます(笑)
AIに全部任せる必要はありません。
人間が得意な仕事は人間がやる。
AIが得意な仕事はAIに任せる。
そして、
人間は、より人間にしかできない仕事に時間を使う。
これが、建設業で実際にChatGPTを使ってみた私の、今のところの答えです。
📚この研究の続き

コメント