こんにちは、ケイ所長です😊
これまでの記事では、
10時間くらいかかる見積作業が、ChatGPTを使って約2時間で終わった
という実体験から、
AIへの仕事の任せ方や、
AIに任せてもいい仕事・任せてはいけない仕事
について紹介してきました。
では、私は普段の仕事で、
実際にChatGPTを何に使っているのか?
今回はそこを紹介してみたいと思います。
🌱 森くん
「それ、気になります!
見積以外にも使ってるんですか?」
使ってます😊
改めて振り返ってみると、
「あれ?結構いろいろ使ってるな(笑)」
と思いました。
見積。
数量確認。
質疑書。
協議文書。
打ち合わせ内容の整理。
そして、仕事で迷ったときの相談まで。
今回は、
現場監督の私が実際の仕事でChatGPTをどう使っているのか
を、実例を交えながら紹介します。
① 見積書を作る
まずは、このシリーズのきっかけになった見積書です。
ある工事で、下請け業者からもらったExcelの見積データをもとに、
新しい見積書を作る必要がありました。
複数のシートがあり、
対象となる単価に掛け率を反映して、
特殊な項目については別に処理する。
これを手作業でやると、
おそらく10時間くらい。
そこでChatGPTを使って処理した結果、
約2時間で完成しました。


※実際に業務で使用した見積書です。単価・金額など一部の情報は加工しています。
もちろん、最初から完璧ではありません。
途中で不要な数字が入るなどの問題もあり、
確認しながら修正しました。
それでも、
約8時間の短縮。
これは私自身、
「仕事でここまで使えるのか」
と感じた出来事でした。
② 図面や数量を確認する
次に使っているのが、
数量の確認です。
建設工事では、
図面に書かれている数量と、
設計書や内訳書に書かれている数量が、
本当に合っているのか確認することがあります。
これが結構大変なんです。
図面を見る。
数量を拾う。
別の資料を見る。
数字を比較する。
違いがあれば、もう一度確認する。
そこでChatGPTにも資料を確認してもらい、
「数量に違いがないか」
を一緒に調べます。
実際に工事の数量を確認している中で、
「この数字、おかしくない?」
という箇所が見つかることもありました。
ただし、AIが出した数量をそのまま採用するわけではありません。
AIに確認してもらい、
気になるところを私がもう一度確認する。
数量を決めてもらうのではなく、数量確認の補助として使う。
そんな使い方をしています。
🌱 森くん
「AIに答えを出してもらうというより、
一緒に間違いを探してる感じですか?」
そうそう😊
一人で全部確認するより、もう一人確認役がいる。
私の感覚としては、そちらに近いです。
③ 数量差異から質疑書を作る
数量を確認して、
「あれ?設計数量と合わないな」
となったら、それで終わりではありません。
次は、
その違いを相手に伝える
必要があります。
ここでもChatGPTを使っています。
たとえば、
図面から確認した数量
設計書に記載された数量
その差
こちらが確認した根拠
などを整理して、
質疑書として伝わる文章にまとめてもらう。
私が現場や図面から得た情報を渡して、
ChatGPTに文章を整理してもらいます。
これが結構便利です。
自分では内容を分かっていても、
「相手にどう説明するか」
となると、また別の作業ですからね。
④ 追加工事などの協議文書を整理する
現場では、
設計図どおりに工事を進めているだけでは終わらないことがあります。
実際に工事を始めてみると、
設計時には分からなかったことが出てくる。
その結果、
追加工事や設計変更について協議することがあります。
こういうとき私は、
まずChatGPTに状況をそのまま説明します。
たとえば、
何が起きたのか。
当初の設計はどうなっていたのか。
実際の現場はどうだったのか。
なぜ追加対応が必要なのか。
それを伝えて、
協議文書として整理してもらいます。
もちろん、
最終的な内容は私が確認します。
でも、
頭の中にある現場状況を、相手に伝わる文章へ変える。
この作業はかなり速くなりました。
⑤ 打ち合わせ内容を整理する
現場監督をしていると、
一日の中でいろいろな話が出てきます。
工程
電気
設備
追加工事
見積
発注者との調整
施設側との調整
話をしているときは分かっていても、
あとから整理すると、
「で、結局どうなったんだっけ?」
となることがあります(笑)
そんなとき、
打ち合わせ内容をChatGPTに渡して、
決まったこと
確認が必要なこと
誰が対応するのか
などに整理してもらいます。
これだけでも、頭の中がかなりスッキリします。
⑥ 「これ、どうしたらいい?」を相談する
そして、意外と多いのがこれです。
仕事の相談相手として使う。
現場では、
すぐに答えが出ないことがあります。
「この数量差異、どう考えたらいい?」
「この状況なら、どう協議したらいい?」
「この資料、どこを確認した方がいい?」
そんなとき、
まずChatGPTに状況を話してみる。
すると、
自分では考えていなかった視点が出てくることがあります。

実際にChatGPTと見積内容を検討している画面。ExcelやPDFの資料をもとに、分類方法や計算方法を一緒に整理しています。
※工事名など一部の情報は加工しています。
もちろん、
ChatGPTの答えをそのまま採用するわけではありません。
でも、
考える材料を増やす
という意味では、かなり役立っています。
まぁ、私の場合は、
研究補佐が一人増えたような感覚です(笑)
🤖 研究補佐チャッピーの整理
ここまでを見ると、
ChatGPTの使い方はバラバラに見えます。
でも、実は共通しています。
見積 → 大量の処理を手伝う
数量 → 違いを探す
質疑書 → 情報を文章にする
協議 → 状況を整理する
打ち合わせ → 情報を整理する
相談 → 考えを整理する
つまり、
ChatGPTに仕事そのものを任せているというより、
「処理する・比較する・整理する・考える」
ところを手伝ってもらっています。
そして最後は、
人間が確認して判断する。
これが、今の私の使い方です。
ChatGPTを使うと「仕事の入口」が変わった
以前なら、
問題が起きたとき、
「さて、どうしようか」
と一人で考えるところから始まりました。
文章を作るなら、
白紙の状態から文章を考える。
数量を確認するなら、
一人で資料を見比べる。
見積を作るなら、
Excelを開いて一つずつ処理する。
でも今は、
「まずChatGPTと一緒に整理してみよう」
から始めることが増えました。
これは結構大きな変化です。
AIに答えを決めてもらうのではありません。
最初の整理を一緒にやってもらう。
すると私は、その先の判断に早く進めます。
現場を見る時間を増やしたい
現場監督の仕事で本当に大切なのは、
Excelに数字を入力することだけではありません。
現場を見る
安全を確認する
職人さんと話す
工程を考える
問題が起きる前に気づく
発注者や関係者と調整する
こうした仕事があります。
もしAIによって、
事務作業に使っていた時間を減らすことができれば、
その時間を現場に使うことができます。
私は、ここにAIを使う大きな意味があると思っています。
🌱 森くん
「あぁなるほど!
AIを使って楽をするというより、
大事な仕事に時間を使えるようにする
ってことなんですね!」
そうなんです😊
私は、
「AIで仕事をしなくて済むようにしたい」
とは思っていません。
むしろ、
AIに任せられる作業は任せて、自分にしかできない仕事に時間を使いたい。
その方が、仕事の質も上げられるのではないかと思っています。
まだ使い方は増えると思う
今回紹介したのは、
今の時点で私が実際に使っている方法
です。
これから仕事をしていけば、
「これもChatGPTに手伝ってもらえるんじゃない?」
というものが、まだ出てくると思います。
実際、見積作業も最初から、
「10時間を2時間にしよう!」
と思って始めたわけではありません。
目の前の仕事を見て、
「これ、ChatGPTにできないかな?」
と試したところから始まりました。
一つ試す。
うまくいったら次に使う。
うまくいかなければ改善する。
その繰り返しです。
まぁ、これも研究ですね😊
AIの使い方を覚えるというより、
自分の仕事の中から、AIと一緒にできる仕事を見つけていく。
これからも実際の仕事で試しながら、
研究を続けてみたいと思います。


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